台湾のサーカスフェスティバル「Future Circus Lab」

先日、(もう随分前となりますが)12月8日から10日まで台湾・高雄市のサーカスフェスティバル「Future Circus Lab」へ参加してきました。

「Future Circus Lab」は、Hsingho Co. Ltd 星合有限公司が主催するサーカスフェスティバル。
彼らは、世界最大のサーカスカンパニーCirque Du Soleilの公演「KA」のアーティストHsing-Ho Chenが率いる団体で、台湾でサーカスの文化を根付かせるためにイベントの企画やアーティストの招聘などを行っています。同団体によるサーカスフェスティバルの開催は今回で2回目とのこと。

今回のフェスティバルでは、
・世界中から来た豪華ゲストによる「ガラショー」
・ウェブ予選を通過したパフォーマーによる「オープンステージ」
・DJの音楽にあわせてパフォーマーが1対1で戦う「ジャグリングバトル」
・ガラショー出演パフォーマーによる「ワークショップ」
などなど、多くのイベントが開催されていました。

なかでも、私が参加したオープンステージとジャグリングバトルについて紹介します。

オープンステージ

9日と10日の夜に開催されました。出演者は、事前にウェブ上の審査を通過した12組。私は9日のトップバッターでした。
会場が高雄市の中でも有名な観光スポットであることや、近くでフリーマーケットが開催されていたこともあり、観光客の団体や家族連れの方々などもステージを見に来ていました。ステージの後ろまで埋め尽くすほどのたくさんの観客に囲まれてのパフォーマンスでしたが、不思議と緊張はなくとても満足のいく良い演技ができました。

 

#futurecircuslab #openstage

Takahisa Yasutaさん(@balloon3)がシェアした投稿 –

ジャグリングバトル

DJの流す音楽にあわせて、1対1で技を繰り出しあう、ジャグリングバトル。出場者はボール・クラブ・ディアボロ・デビルスティック・けん玉・ハットなど、様々な種目のプレイヤー16名。
私が初戦で対決したのは、コマを地面と水平な面で回す「Vertax」系統の大技を得意とするディアボロプレイヤー。
相手のし掛けてくる派手な技の数々に圧倒されましたが、私も負けじとデビルスティックの大技で対抗し、なんとか勝つことができました。
その後も、順調に勝ち進みなんとかベスト4まで勝ち進むことができました。
ジャグリングと音楽の楽しさを全身で感じた良いバトルイベントでした。


ほかにも、オランダのジャグリングコンベンションで会った友人と久々に一緒に練習をしたり、空いた時間に市内へ観光へ行ったりと、イベントを満喫しました。はじめての台湾への旅行でしたが、高雄市内はとても過ごしやすい気候でご飯も美味しく、非常に気に入りました。

今回の3日間のイベントを通じていろいろな経験ができました。そして改めて「サーカスの世界で活動していきたい」と強く感じました。
明日から新年となりますが、2018年も目標に向けて日々努力を続けていきたいと思います。

イベント主催者・関係者の皆さん、現地でお世話になったパフォーマーの皆さん、改めましてありがとうございました。

SHOGUN